つゆり映え

- 妖怪が文字を並べるてがろぐ -

2024年3月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

ウーーーッッッ緊張してきた
今食べてる朝ごはん吐かないようにしないと……(吐くな)
写楽視点なんて書けるんですか???
これまでの依頼人とのやり取り、松乃とのやり取り、あと初めて芦雪くんと出会った時とかそういうのしかないですけど???
天涯は“歴史小説”ではないし、“時代小説”ともまた違っていて、あくまでも史実をもとにした和風ローファンタジーとして書いている
学生時代に見たどこかのテレビの文芸特集インタビューの中で、敬愛する原田マハ先生が「私の書くアート小説は、9割のフィクションと1割の史実でできてます。話の整合性を取るためにもその1割の史実への取材を徹底してやることを重要視してて、かなり気をつかって基礎作りしてるんですよ」「それもあって物語の最後に必ず『これは史実をもとにしたフィクションです』と書くんですけど、これはそれだけでなくて、読者自身にも『どこがフィクションで、どこが史実なんだろう』って調べてもらいたいって思いもあって」畳むみたいなニュアンスのことを仰ってて、私も天涯においてはそうありたいなって思いながら書いている
皆に長沢蘆雪と鈴木其一のことを知ってもらいたい……
史実ではBLしてないことは大前提ですここは百合の不遜な趣味ですお許し下さい
長沢蘆雪も鈴木其一も残ってる史料が多くなくて、明確なことが何一つ言えない
天涯における芦雪と藤仁は、先行研究や史実に残ってる手紙をもとに想像や推測を多分に織り交ぜてキャラ構成している
天涯芦雪の悪戯好きな部分、目上の人間に対し礼節にしっかりしているところ、子どもや子犬、己より小さきものに注ぐ愛情のある眼差し、長澤家の養子であることは、史実、彼の絵、残された手紙から抽出した
藤仁も同様で、蕪漬けが好物であること、絵以外には興味がなく自分に無頓着であること、植物の画題を好み狂気じみた丁寧な筆致で成り上がり絵屋を率いていること、仲の良い兄弟子がいたことは全部史実、彼の絵、残された手紙から抽出
そこから史実が不透明な部分は行間として自身で推測したり物語として繋がるよう逆算して整合性をとったりしてる
芦雪が養子に出された経緯とかはまさにそう畳む
「百合は昔から、どこか人としての理を外れてしまった絵師が好きだったね、父さんに似て」て言われて笑ってしまった
父~~~ッッッ!!!!!
今日は父と久しぶりに長沢蘆雪の話をした
彼の自由への狂気と、毒殺自殺病死など諸説ある人間として壊れた終わりは、円山応挙という高名で高潔な師と、それに従順で閉塞的な師弟関係が初期になければ生まれなかったという話になり、ものすごく腑に落ちてしまった
同時に、鈴木其一の病的な丁寧さと張りつめたような繊細さを孕む筆致も目に鮮やかな色使いも、酒井抱一という鬱屈とした師弟関係ないしは師の死による解放がなければ生まれることはなかったんだな、て……
二人とも生きた時代は少し違う絵師だけど、よく考えるとこうした共通点があって、私はその部分を各々深く愛していることに気づけた畳む

父と美術の話をするといつも発見があるので面白い
知識はその作品への解像度を上げるための鍵でしかない
もちろん、「最低限の弁えとして絵師の分かりうる生涯を思考の前提に置かなければならない」のはある種当然であり過去の人間に敬意を払うという意味ではマスト項目ではあるけど、それを強要し正解不正解を押し付ける雰囲気が敷居を高めている原因のひとつなのもまた事実
それだと文化財を守っていけない、人に興味を持って貰えない
難しい問題だ……
何を願い、何を伝えたくて何を筆先に込めたのか
絵を前に思考することは受け取り手に唯一与えられた自由で、正解も不正解もない
あるとすれば、より真実に近いか、そうでないかぐらいの認識の差
美術は知識がないと分からない、敷居が高いって言われてるのが日本人が大好きな「正解不正解論」から来てるんだろうなって思うととても悔しい
本当はこんなにも自由な世界なのに
展覧会に行く前は大体いつも緊張する
そもそも展覧会てアーティストの主張の場として始まってることもあって、「展覧会は絵を介して当時の絵師の主張に耳を傾ける場」みたいな認識が私の中で形成されているからなんだろう
その認識形成は明らかに大学時代の美術史概論~実習までの一連の教育が影響している
教育ってこわい
アーーーー明日のこと考えたら緊張でお腹痛くなってきた
別に緊張することでもないしかねてより見たいと願っていた場所に行くだけなんだけど思い入れが強すぎるのでダメです
スマホをアプデしたら……とても……きしょいUIに……なっ……(ここで息絶える)
「リモートなら何時まででも残業できるよね??♡」じゃねーーーんだよ
何のためのリモートだと思ってんだ!!!!!!!退勤退勤明日は有給!!!!!
しんみりしたあとに86見返して次の瞬間にはひとり満足げに悦にひたれてるの、なんてお得な人間!!!!
それにしても藤芦おめでとうだね!!!!良かったね!!!!!嬉しい!!!!!(喜ぶにはまだ早い)
「あ、これあの人好きだったな、RPしとこ」とか逆に「あ、これあの人が苦手なことだったな、私は好きだけど控えよう……」ていつの間にかSNSが変に遠慮する場になってたのが負担になってたんかも、SNSて好きなもの/ことを発信して拡散する場だったはずなのにな
フォロイもその行為が嫌なら好きにミュートやらブロやらしてくれてるだろうに
いつからこんなになったんやろ……?
うーん……生きづらい世の中……
てがろぐ設置して今日で1週間経つけど、ものすごく精神が落ち着いてきた気がする
自分が思ってることを心置きなく文字化しても誰にも迷惑をかけない空間なのが心の安寧に繋がっているのかもしれない
あと単純に我はだらだら文字化することで思考整理できて落ち着くんだよ
必要なのは静かな空間と長文がかけるツールだったのか……情報デトックス……
今日晴れてたせいか、気分が上向いてるフォロイ多くて安心した
皆元気でいてほしい
私は元気!!!!!(1人虚空に向けて叫ぶ図)
泣きそうに、けれどほのかに笑って、誰にも言えなかった願いを、告げるつもりもなかった想いを、やっと藤仁に言えて良かったねぇ……などとひとりしみじみとしている
この言葉を綴るためだけに、私はこれまで天涯を積み重ねてきたんだな……
#天涯進捗

「理由がなくても……お前のそばに……俺、いてもいいかなぁ……?」畳む
何かもうちょい……てがろぐ装飾したい……したくない……??
ヘッダーとフッターあたり何か入れちゃう……?
好き好き創作の更新を指折り数えて待って、昨日ついに更新されてて「ウワーーーーーーーッッッありがとうごさいます!!!!!!!!」の気持ちでいっぱい
拝読するのは私にとってご褒美なので、やること(天涯更新と他諸々)が終わるまでページを開くことができないつらいとかそんなこと言ってるけど我慢できずに「最初の方だけ……最初の方だけ……」て言い聞かせながらページ開いてそのままどうせ最後までじっくり堪能するんだろ……知ってるぞ百合お前の手口は毎回変わらんからな!!!!!それぐらい好きな創作なので仕方ないんですけど!!!!!!
個人的に☔🌾ちゃんの進展七宝キッズとのやりとりルリルリさまと🌾くんの入浴シーン進捗拝見してる時点でとても気になっていたのではよ読みたい……
フォントをしっぽり明朝に変えたくてGoogleフォント導入してhtmlとCSS一瞬書き換えたけどバグったのでやめた
このままにしとこ怖いからね
背景を和紙っぽいテクスチャに変えた!
ちょっと不穏になった気がせんでもないけど多少和っぽくなったかもしれん
何も考えないエッッッのこと……? エッッッだけさせる系の……? それは果たして藤芦なのか……? いや「君とみる夢」がそうだったわ大半がエッッッ描写……ではあれはあほえろに入るのか……? 何が正しくて……何が過ちなのか……このセリフ言うと陳情令が始まってしまう藍湛に教えてくれって叫ばないといけない……どうすれば藤芦はあほえろになるんだ……教えてくれ藍湛!!!!!(???)
ひとさまのてがろぐを拝見しに行って「ファビコンが……変わってる……!」てひとりでにやにやしてる怖い人になった