つゆり映え

- 妖怪が文字を並べてる自室 -
後悔先に立たず!第2話 感想という名の叫び

ようやく拝読できました第2話!!!
第1話の頃よりあったロクーラさんの「家族を奪った憎き怪物の仲間である先輩」への嫌悪と「形はどうあれ己を助けてくれた(というよりその過程で犯してしまった)恩ある職場の先輩」への後ろめたさのような気持ちが彼の中で相反しながらも同居していて、この気持ちの天秤がいずれどちらに傾くのか、もしくは別の感情として形を成し答えを出すのか、ますます楽しみになる話でした……!
特に、序盤でロクーラさんが先輩に対して放った「何も知らない」「陰気なやつ」という言葉、加えて「友好関係を築きなさい」という局長の言葉の意味を考えて、これまでの経験・伝聞知識を恐らく総動員してご飯に誘ってロクーラさんのことを知ろうとするビビドルフ先輩が可愛すぎて……!
どんな「食べ物」が好きなのかを聞こうとするのも可愛い……言い直しておられましたが、本来であれば味覚という五感が機能していない(ご飯を必要とはしないものの味覚はあるのでしょうか?)がゆえの言葉が続いたのでしょうか……
そもそも、ロクーラさんの血の味や白濁とかは分かるんだろうか……それとも快感として受け取るだけなのかな……痛覚もどうなんだろう……
この辺りすでに説明あったのかもしれないのでもう一度第1話まで戻ります(永久機関の完成)

ところで、春でも紫外線対策ばっちりな先輩、以前イラストで拝見したフル装備なのかな~!あのお姿の先輩が大変に好きなので、想像しただけであまりに最高of最高
電車の中でずっとにこにこしてた
ロクーラさんもおっしゃってましたが、「吸血鬼」にも似た性質を持つ以上、お肌が弱いのでしょうか……
このあたりも少しずつ明かされていくのかと思うと楽しみすぎるフフ……
そしてお花見を乱す怪物を処理しようと2人で公園内を歩いている時に生み出される会話、すでにマイペースな先輩とそれに振り回されながらも真面目に突っ込んでるロクーラさんの噛み合わない感がひしひしと滲んでて良き
そんでそのあと!!!!怪物の性質を瞬時に理解した先輩、守るためとはいえ自分が付けてたマスクを前置き説明なしにロクーラさんに付けるのえちちちちじゃないですか!?!?!?びっくりしちゃった普通に声出た
しかも先輩って確か世界を取り巻く匂いがダメで普段からマスクをつけてるとどこかで拝見した気がするんですが、それをなんの躊躇もなくロクーラさんを守るためにつけてあげるのやばすぎませんか好きありがとう世界……🙏
ヒラーさんのおっしゃる通り価値観の違い(人間は弱いからつけてあげないとダメなんだっけ、みたいな)から来てる行動なのだとしても、グッッッと来てしまいました……!
身を呈してロクーラさんを守ったことに関しても「もっと自分を大事にしてぇ……」ってなったんですけど、先輩にとっては「どうせすぐ治るし大丈夫」という人間との価値観や思考の差異から来ている行動なんだろうと思うとなんとも言えない気持ちになる……
「そうじゃないんだ」「もっと自分とその周囲を大事にしてくれ」って今後ロクーラさんが教えてくれたりするようになるんでしょうか……でもロクーラさんが先輩に容赦ない口ぶりなのも「守らなくて良いから」という認識があるためと以前拝見した気もするしどうなんだ……その辺今後どうなるんだ……とお二人の今後の関係性の変化や行く末を考えては様々な妄想をしてしまいます!!
そんな少ししゅんとした考えの舌の根も乾かぬうちにあばばばばば血液口移し欲求誘い&ぶちまけターンありがとうありがとうこんな時だけどありがとうたすかる俺のいのちがとなったので助けて欲しい、助かりたい二人の共犯染みた関係性に溺れそう助かりたい(?)
1話の時から思っておりましたが、こずさんのR18シーンって本当に官能的というか、直接的な表現がないにもかかわらず読み手の妄想を掻き立てるうつくしい文章なので好きが溢れる、特に舌絡めるシーン執拗に読み返しました助かりたくて(???)
後先さんをこの世に生み落として下さりありがとうございます!!!
最後のお花の贈り物ってラワーさんへかな……!?!?の期待感も高まりつつ、3話も楽しみにお待ちしております!!畳む