つゆり映え

- 妖怪が文字を並べてる自室 -
今回と先月読んだ小説を比較して思ったけど、作品の軸が「ミステリーチックな構成/伏線とその回収」になってるのなら、文体は非常にシンプルで読みやすいものでないといけないということ
その作品に求められているのは文の美しさではなく、「謎を追う&謎を解決し知的快感を得ること」、そして「謎を解き明かすためのスピード感」だから
装飾が多いと謎を追うためのスピード感がどうしたって薄れてしまう
天涯書く上でもこの辺りもう一回見直そう~って分析しながら思った
そもそもの前提として、美しい文体を求める読み手はエンタメやミステリーチックな物語にそれを求めてないだろうし、純文学や文豪作品、短編においてそれを期待し好んで読んでると思う
文体ごとに合うジャンルってあるんだな……てなってるとこ畳む